四方良し尖足マヒ用装具処方革新の根幹は、リハビリ医療を担うA:医療機関 B:提携装具製作事業者が良好な関係性を担保しつつ、事業者間の横の繋がりを深めそれぞれの得意技術を持ち寄って、より患者さんのニーズに応える装具を処方する医療文化を根付かせ、患者とその家族延いては世の中全体の幸福に寄与することです。
【 四方良しその⑴:患者さんとその家族 】
片麻痺患者並びにその家族に装具のことで悩んでいることを尋ねてみると、①:当って痛くて窮屈なので使っていない、②:マヒが軽いので足首を固定すると返って歩きにくい、③今使っている装具を使い続けることで足首の拘縮悪化が不安、せっかく作った家族の装具が押し入れ行きになっている。等々、多くの方が不安や不満を抱いていることが分りました。
そこで、本装具を個々のマヒの程度に合わせて従来の装具と比較検証して選択、あるいは併用処方する事で患者とその家族が真に求めるニーズを満たすことに繋がるはずです。
【 四方良しその⑵:リハビリ医療従事者 】
私自身40余年の施術経験の中で、例えば徐々に悪化する足関節の拘縮になす術が無い。もっと個々の症状にマッチした装具処方の必要性を覚えるも中々好適用具が見つからない事に、無力感を抱いてきました。
その上で、足首フリー装具のモニターから見えてきたのが、本装具がリハビリ現場に導入された暁にはマヒの状態に照らした装具処方による長くリハビリ医療従事者が抱えてきたジレンマの解消でした。
足関節フリー装具の四方良しリハビリ革新
【 四方良しその⑶:装具製作事業者 】
片麻痺患者の交流サイトでは、修理に出したら2ヶ月もかかったにも関わらず再調整が必用、仕事に行けない。何度調整してもフィットせずに痛い!等々、装具製作メーカーへの不満を吐露するの書き込み多く寄せられ、私自身も整形外科勤務時代に微調整に苦労する装具士の姿を幾度となく目の当たりしました。
もし、本装具との併用がスタンダートになった暁には医療機関だけで無く装具製作事業者にとっても長年抱えてきた憂いの種が軽くなるはずです。
【 四方良しその⑷:自治体など世の中全体 】
モニター並びにユーザーの声に基づくと本プラン及び装具が広く根付いた暁には、躓き転倒に起因する要介護化、寝たきりリスクが大幅に減少、歩行機能に障害を抱える人々の復職、元気なフレイル層の増加などによって、大幅な福祉負担軽減に繋がる等世の中全体が享受する利益は少なくないはずです。
ページにアクセス頂き誠に有り難うございます。2023の初秋までに多数名(3百名以上)の方々にご協力頂き本装具の効果検証を実施した結果、当初想定していた以上の機能が判明、足首を固定しない装具だからこそ生まれる様々な福祉革新の可能性を見いだしました。
そして、本アイテムが広く世の中に広く汎用されるようになった暁には、脳血管障害や先天性の小児マヒ、事故による脳挫傷者の自立支援だけに止まらず、全国に4千万以上が悩んでいる言われる変形性膝関節症や脊柱管狭窄症などで歩行機能が衰えた方々にも希望と笑顔をもたらすことを確信しました。
また、2023年5月に開発に漕ぎつけた歩行姿勢改善骨盤ベルト並びにそのアイテムを活用した運動療法を組み合わせて提供することで、A:全身症状B長期的な視点:を捉えたリハビリを提供できることが判明、この先、不退転の決意で世の中に広める意味合いを込めて想いの丈を綴ります。
想いその⑴:真に使える医療装具を提供する文化の創造
私は柔道整復師として40年、医療機関から提供される装具を使用した患者さんの声を数え切れない程聞いてきましたが、そこから明らかになった現状は残念ながら継続使用されないケースが大半である事です。
例えば、
●腰回りの型取りをして作成したコルセットが前屈みになると肋骨にぶつかり痛くて使えない!
●胸椎の圧迫骨折で胸郭までカバーする装具を保険適応で作成したが呼吸が苦しくて使えない!
●重度の変形性膝関節症で膝を固定するサポーターを作ったが、重く固いので一日で止めた!
等々、患者さんのニーズを満たしていない、あるいは、実用性に無理がある装具に多額の医療費が費やされているのです。
『物言わぬ患者さんの心の声に寄り添うものつくりを業界全体が共有する』ことを願います。
想いその⑵:四方良し医療革新の実現
私は、ここ2年ほどコロバンダーの存在意義について想いを巡らせてきた当初、従来の装具の課題にフォーカスするあまり、コロバンダーが従来の装具に置き換わる世の中を構想していました。しかしながら、多数名のモニターを積み上げて逝く中でその意識に大きな変化が起きました。
例えば尖足内反の強い尖足麻痺患者ではコロバンダーだけではコントロールが出来ず、試着歩行で1歩も踏み出せない患者さんがいること、そして、従来の足首を固定する仕様の装具とセットで使うことで重度マヒ患者のサポート機能が相乗して高まることが分りました。
『従来の装具と競合するのでは無く共存し、共栄』延いては、リハビリ現場全体の革新につながる、それが目標になりました。
想いその⑶:お年寄の暮らしを快適にしつつ福祉負担を軽減
超高齢化社会にあって多くのシニア世代が膝や背骨の老化(変形)に起因する転倒から要介護や寝たきりになって家族や福祉に大きな負担となって跳ね返る構図が国家的課題となっておりますが、本品が、医療機関などを通じて提供される仕組みが出来上がりますと、歩行姿勢の悪化と転倒リスクがセット解消されピンピン体でアクティブな生活を送るシニア世代が増え、結果として経済の循環を生み出しつつ数兆円規模での福祉負担の削減が期待出来るはずです。
〝シニア世代の笑顔創造と福祉負担軽減をセットで実現〟それを目指します。
想いその⑷:関係者に本装具の存在と効果メカニズムを共有して頂きたい
本装具は身体にハンデの抱える方々にとって心強い助け船になると自負しておりますが、医療の現場に広める為には、専門医等関係者の方々に本品の存在と効果のメカニズムを知って頂くことが重要と考えています。
本サイトにアクセス頂いた皆様の周りに整形外科医、脳神経外科医、理学療法士、施術家、ケアマネジャー、装具製作事業者などのお知り合いがおられましたらぜひ本サイトを紹介して下さい。
〝専門知識を持つ方々とのマッチング〟それが願いです。
想いその⑸:歩行障害に悩んでいる方々に広く知って頂きたい
本装具によって日々の暮らしをより快適に暮らせる歩行機能の低下した人々は国内だけでも4千万人以上おられますが、様々な治療やアイテムを試しても期待した以上の効果が得られず諦めた人が少なくありません。
もちろん老化は誰にも止めることは出来ませんが、本装具を日々の暮らしの中で活用する事でいくらかでも健脚で過ごす可能性が高まるはずです。
もし周囲で歩行障害で悩んでいる方がおられましたら本サイトを見せてあげて下さい。
〝歩行支援で健康寿命の増進に寄与する〟それも大きな願いの1つです。