Q&Aで解説/「たすけ」の有効活用マニュアル
より有効かつ安全にお使い頂く為に必ずお読みください。
Q:「たすけ」を使う上で注意することは?
A:はい、子供や若年世代、フレイル層が使う分にはほぼリスクはありませんが、次のような方がお使いになる場合は配慮が必要となります。
⑴:血液がサラサラになるクスリを服用、あるいは痩せた高齢者など皮下出血を起こしやす方では、バンドと腕が擦れてアザが出来るリスクがあります。そのような方では厚手の長袖、あるいは二の腕サポーターの上から着けるようにしましょう。
⑵:つまずく、またはふらついて頻繁に転ぶ方では肘上にバンドを掛けると腕が前に出るスピードが遅くなって顔から突っ込んんでしまうリスクが伴ないます。実際には手首を着くよりは装着して肘で支えた方が骨折のリスクは軽減するメリットもあるのですが、施設などでは責任追及の恐れが想定されますので、肘上に掛けての歩行は介助する人がいる場合に限定するか、肩口に掛けるようにしましょう。腕に掛けないでも背骨が安定する効果は期待できます。
※腰かけて行う「たすけ腕振り」、安全を担保したその場足踏みなどはリスクは軽微です。
Q:たすきバンド装着部位の目安は?
A:はい、たすきバンドを掛ける部分はお使いになる場面と体質を基準使い分けましょう。たすけ歩きや介護レク、デスクワークの際は肘上、腕を小さく動かす作業中は肩口、腕を大きく動かす際は肩などが目安になります。
また、体質によっては肩に掛かると肩が凝って辛くなる方もおられます。使ってみてご自身が快適で効果が感じられる部分に装着して下さい。バンドや背骨パッドが煩わしく感じる場合は掛けなくてもOKです。
Q:「たすは」1日中ずっと着けないと効果が無いの?
A:いいえ、そんなことは有りません。1日10分ほど着けて歩いたり足踏みするだけで次の日まで良姿勢が保てたとのユーザーの声も多くあります。恐らく脳に正しい姿勢が擦り込まれたことによる好反応だと推察されますが、外した後も背筋がピンと伸びた姿勢が続く事もたすけの推し機能です。